・20世紀初頭のスンバ島のものです。
とても贅沢な手織りのイカット織り。ー何がどう贅沢かというと、
これは糸からつむいで仕上げるまで全てインドネシアのはた織りの女性が作った完全な手織りという事。
細くつむいだコットンの糸が絹のような光沢を見せます。気が遠くなるほどの手間と労力で作られた年代物のイカット。
柄は上下で違います。ご覧の通り、人間と動物がモチーフになった、賑やかな雰囲気。
この柄は人間が完全に縦に入っているので、出来れば縦に使いたいですね。全部を観るにはタペストリーが理想的ですが、
二つ折りにすると、使い方の幅がぐんと広がる感じがします。柄も二種類で楽しめるし! |
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商品名 アンティーク・イカット_003
価格 52,500円
商品番号:antique_003
(140cm×220cm) |
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ところで、この生地は、
2枚の生地を真ん中で継ぎ合わせています。
これこそが本物の証なんですが、
はた織り機は女性の両腕を伸ばして届く範囲で
織りますから、案外生地の幅が狭いのです。
それで、あらかじめ2枚あわせる事を想定して
柄をデザインして織ります。
これが織られたのはもう半世紀以上前ですから、
そのはた織りの女性はもうこの世にいないでしょう。
でもこんな楽しい柄を織ったのだから、
きっと人付き合いの良い女性だったのではないでしょうか?
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○この商品の仕入れは、インドネシア直接買い付けです。
知人で商社出身インドネシア語ぺらぺらの社長さんから託されました。 |